2011年上半期 中国モバイルインターネット広告レポート
モバイル広告を提供する有米広告社が"2011年上半期中国モバイルインターネット広告レポート"を発表したので紹介したいと思います。
まずは広告表示数をOS別シェアに落とし込んだデータです。

Androidが62.40%でダントツトップで、iPhoneが31.23%、Symbianが3.75%と続きます。
ここにWindows系のデータがないのは、そもそも有米広告社がWindows系OS向けのSDKを提供していないためです。
続いては表示画面の大きさ別のデータです。

320×480が33.0%、480×800が60.98%と続き、この2種で61%弱を占めています。
まだ結果としては現れてきてはいませんが、大型液晶を搭載したスマートフォンも続々と出てきていますし、タブレットなども普及し始めているので、今後は高解像度な端末向けの広告、というのも伸びてくるのかもしれませんね。
次は広告出稿アプリ数を分類ごとに表したデータです。

実用ソフトウェアが38.5%でトップ、そして休閑系のゲームが13.2%、マルチメディア系ソフトが12.5%と続きます。
続いては広告収入が多かったアプリのトップ100を項目別に分類したデータです。

トップはゲームで59.6%、続いてシステムツールが21.2%、モバイルブラウザ(Webブラウザや電子ブックリーダーなどの類)が11.3%、その他が7.9%と続いています。
1つ前のアプリ数のデータを見る限り、登録数としてはゲームはあまり多く無いのですが"稼ぎ"は多いという結果になっています。
広告が表示された際、実用ソフトウェアなどの時にはあまりクリックなどアクションを起こさないが、ゲームの時は高確率で実行する、というところなのでしょうか。。。
なお、アイコンはAngry Birdなどが表示されていますが、Angry Birdが59.6%のシェアを占めるのではなく、あくまでも"分類"ですのでご注意を(^^
続いては広告のユーザー数、表示数、クリック数の割合を時系列に並べたデータです。

青がユーザー数、緑が表示数、オレンジがクリック数を表しています。
朝の7時から9時くらいまで急上昇し、その後緩やかに推移していく感じではありますが、クリック数に関しては19時以降上昇率が上がり、22時にピークを迎える形になっています。
続いてはクリック率(クリック数/表示数)を時系列で表したデータです。

先の時間よりピークは1,2時間ほど早まる傾向にありそうですが、夕方から夜間にかけて上昇率が高くなる、というがやはり傾向なようです。
仕事している間も表示はされているが、実際には家に帰るなどしてからじっくりと情報を見に行く、といった感じなのでしょうか(^^
次は広告主側の話ですが、どういった業界が広告を出稿しているかを割合として表したデータです。

システムツール系が16.8%でトップ、EC系が12.0%、ゲーム系が10.4%、金融・保険そしてソーシャルサービス系が7.2%と続いていますが、レポートではソーシャルサービス系の伸びが著しいとも報告されていました。
最後は広告の出稿形態についてのデータです。

当然ながら画像+テキスト及び画像のみという広告形態がほぼ大半を占めるわけですが、2010年(黄色)と2011年(オレンジ)を比較すると画像のみの広告比率が増え、画像+テキストの広告比率が減少していることに気づきます。
モバイル系は当然ながらPCなどと比べれば大画面ディスプレイとは言え表示できる大きさにも限度がありますから、画像のみの広告で訴求していく、という方法に変わりつつあるのでしょうか。。。
さて、今回は業界の動向というより実態に近いデータだったわけですがいかがだったでしょうか?
モバイル広告は中国でもホットな業界の1つですので、今後も機会があるごとに情報提供していきます。
情報元 => 易观网
まずは広告表示数をOS別シェアに落とし込んだデータです。

Androidが62.40%でダントツトップで、iPhoneが31.23%、Symbianが3.75%と続きます。
ここにWindows系のデータがないのは、そもそも有米広告社がWindows系OS向けのSDKを提供していないためです。
続いては表示画面の大きさ別のデータです。

320×480が33.0%、480×800が60.98%と続き、この2種で61%弱を占めています。
まだ結果としては現れてきてはいませんが、大型液晶を搭載したスマートフォンも続々と出てきていますし、タブレットなども普及し始めているので、今後は高解像度な端末向けの広告、というのも伸びてくるのかもしれませんね。
次は広告出稿アプリ数を分類ごとに表したデータです。

実用ソフトウェアが38.5%でトップ、そして休閑系のゲームが13.2%、マルチメディア系ソフトが12.5%と続きます。
続いては広告収入が多かったアプリのトップ100を項目別に分類したデータです。

トップはゲームで59.6%、続いてシステムツールが21.2%、モバイルブラウザ(Webブラウザや電子ブックリーダーなどの類)が11.3%、その他が7.9%と続いています。
1つ前のアプリ数のデータを見る限り、登録数としてはゲームはあまり多く無いのですが"稼ぎ"は多いという結果になっています。
広告が表示された際、実用ソフトウェアなどの時にはあまりクリックなどアクションを起こさないが、ゲームの時は高確率で実行する、というところなのでしょうか。。。
なお、アイコンはAngry Birdなどが表示されていますが、Angry Birdが59.6%のシェアを占めるのではなく、あくまでも"分類"ですのでご注意を(^^
続いては広告のユーザー数、表示数、クリック数の割合を時系列に並べたデータです。

青がユーザー数、緑が表示数、オレンジがクリック数を表しています。
朝の7時から9時くらいまで急上昇し、その後緩やかに推移していく感じではありますが、クリック数に関しては19時以降上昇率が上がり、22時にピークを迎える形になっています。
続いてはクリック率(クリック数/表示数)を時系列で表したデータです。

先の時間よりピークは1,2時間ほど早まる傾向にありそうですが、夕方から夜間にかけて上昇率が高くなる、というがやはり傾向なようです。
仕事している間も表示はされているが、実際には家に帰るなどしてからじっくりと情報を見に行く、といった感じなのでしょうか(^^
次は広告主側の話ですが、どういった業界が広告を出稿しているかを割合として表したデータです。

システムツール系が16.8%でトップ、EC系が12.0%、ゲーム系が10.4%、金融・保険そしてソーシャルサービス系が7.2%と続いていますが、レポートではソーシャルサービス系の伸びが著しいとも報告されていました。
最後は広告の出稿形態についてのデータです。

当然ながら画像+テキスト及び画像のみという広告形態がほぼ大半を占めるわけですが、2010年(黄色)と2011年(オレンジ)を比較すると画像のみの広告比率が増え、画像+テキストの広告比率が減少していることに気づきます。
モバイル系は当然ながらPCなどと比べれば大画面ディスプレイとは言え表示できる大きさにも限度がありますから、画像のみの広告で訴求していく、という方法に変わりつつあるのでしょうか。。。
さて、今回は業界の動向というより実態に近いデータだったわけですがいかがだったでしょうか?
モバイル広告は中国でもホットな業界の1つですので、今後も機会があるごとに情報提供していきます。
情報元 => 易观网