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中国市場におけるデバイス/アプリ別 iOSデータ分析

iOSネタなのですが、面白い資料を見つけたのでお届け(^^



先日北京で行われたGMIC同步网络という会社のCEO熊俊氏が発表したスライドなのですが、中国市場におけるiOSについて調査した資料です。

iOS-1





データ収集は以下のように行われました。

iOS-2

今年の2月1日から4月24日までが対象で主には同社が提供する"同步助手"をデータのソースとしているようです。







まずは中国市場におけるiOSのデバイス別のシェアです。

iOS-3

iPhoneが7割超とやはり圧倒的ですね。






次はそのiPhoneのバージョンごとのシェアです。

iOS-4

iPhone 3系が半数以上を占めていると思ってたのですが、iPhone 4が63.17%と断トツのトップです。


4月28日にiPhone 4のホワイトが中国でも発売になりましたが、北京のアップルストアなどでも長蛇の列ができるほどの人気だったとのことですので、現時点ではiPhone 4の比率は更に伸びているでしょうね(^^







続いてはiPadです。

iOS-5

初代のiPadが97.37%と圧倒していますが、これは中国大陸でのiPad 2発売が5月8日からというのが大きな原因です。


iPad 2という2.63%の人は香港などで発売されている輸入モデルを持っていたのでしょうね(^^







続いてはiOSのバージョン別利用シェアです。

iOS-6

順当と言ってよいと思いますが、iOS 4の利用者が87.51%と圧倒的です。









次はiPhoneユーザーのキャリア別回線利用状況です。

iOS-7

正規品の販売元である中国聯通ではなく、中国移動のSIMでiPhoneを利用している人はそこそこいるのでは、と思ってましたが過半数とは驚きです。


iPhoneが中国市場で正規に発売されたのは2009年10月末でしたが、それまでにも輸入モデルがかなり流通していたことと、流行りでiPhoneを買ったが電話番号は変えたくない、という人が多い結果かもしれませんね。



しかしデータ通信となると中国移動を使っているとGSMもしくはEDGEを利用することになるかと思うんですが、通信速度などは未だ重要視されていないのでしょうか...










次はそれぞれのデバイスでの利用アプリランキングです。

iOS-8


iOS-9


上の図がiPhone/iPod Touchで下がiPadですが、どちらも「Cydia」と「QQ」が断トツのワンツーです。


3位の「植物大战僵尸」も同様ですが、iPadの方には「ibooks」や「Quick Office」といった大画面利用が理想的なアプリがランクインしてるのも特徴かもしれません。








最後はアプリをダウンロードする時間帯をグラフ化したものです。

iOS-9


夜の21時くらいから上昇し23時頃がピークになっているのと、12~13時のお昼時に若干上昇しているのは、やはり会社利用ではなく個人利用が多いという証でしょうかね。









さて、簡単に紹介しましたがスライドの全文は"こちら"でもご確認いただけます。




今後も同様なデータがあれば、Android及びその派生という枠を超えてお届けしていきたいと思います(^^

















情報元 => @36氪 关注互联网创业的科技博客

テーマ : 中国
ジャンル : 海外情報

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