中国Androidユーザーのデイリーアクティブ数は2.7億に 三四級以下の地方都市の増長が顕著
百度(Baidu)が2013年第3四半期のモバイルインターネット発展状況報告を公開したので、いくつか主だった内容を紹介したいと思います。

まずはAndroid端末の1日平均のアクティブユーザー数ですが、第3四半期にその数は2.7億まで増加したそうです。

前期比では13%増ですが、前年同期と比較すると1.5倍前後、2年前と比較すると6〜7倍になっているので、Androidの普及度合いはやはり高いことがわかります。
次の図はAndroidユーザーの都市別分布図です。

やはり数的には北京、上海、広東、深センといった1級都市や重慶などの2級都市など都市部のユーザーが多いのですが、3級以下の地方都市などのユーザー比率も45%と半数近くを占めるようになってきており、且つ増長率という点では3,4級都市あたりが高いとのことなので、スマートフォンも広域に渡って普及し始めている、と言えるかもしれません。
続いてはAndroid端末の販売数の推移です。

同レポートでは2013年第3四半期のAndroid端末販売数は8,600万台となっており、統計の根拠などは書かれていないのですが、工信部もスマートフォン全体で2013年通期3.6億台の出荷見通しをしているので、感覚的には妥当な数値であるように感じます。
そして同図グラフの青帯と赤帯の違いですが、青帯の方ははじめてAndroidを購入したユーザーの比率で赤帯の方は買い替えをしたユーザーの比率になっています。確実に買い替えユーザーの比率は伸びており、第3四半期にはついに過半数を超えました。
続いてはAndroidユーザーのインターネット接続手段に関するレポートです。

左側は2G、3G、WiFiそれぞれの利用時間に関する比率ですが、中国では容量制限付きの定額制しかなく、いわゆるパケ放題みたいなものがないため、やはりWiFiの利用機会、時間が最いのですが、2Gと3Gではまだ2G利用時間のほうが長いのには少し驚きました。スマートフォンユーザーとはいえ、まだまだ2G通信、というユーザーも少なくないのでしょう。
そして右側の方は2G、3G通信などと比較したWiFi通信を利用する時間の比率ですが、44%のユーザーがWiFi利用率7割超で5〜7割というユーザーが16%なので、およそ60%のユーザーがWiFi接続の方を頻繁に利用していることになります。
このWiFi利用の時間比率はオンライン動画閲覧に限ると80%にまであがるのですが、オンライン動画はデータ通信も多くなりますし、この数値は納得できますね(^^

続いてはAndroid端末自体の1日利用時間平均数の推移です。

8月の158分が最大で第3四半期としては各ユーザーあたりの1日利用平均時間は150分だそうです。
そして次はAndroidユーザーが1日のうち何回端末を見る(利用する)か、というのと同時間帯別のレポートです。

同報告によると1日平均53回何らかの形でAndroid端末を見たり、利用したりしているらしいのですが、時間帯別に午後14〜17時の時間帯と20〜23時の夜の時間帯が多いようです。
先の150分やこの53回と数値で表現されると、そんなに?という気がしないでもないですが、改めて考えてみると自分も平均くらいには達しているかも、などと思ってしまいました(^^
さて、最後はアプリに関するレポートです。

こちらまずは1日平均のアプリのアクティブユーザー総数を分類別にまとめたものなのですが、ソーシャルメディア類が群を抜いてトップに立っており、その後には生活・娯楽類のツール、検索、セキュリティツール、ゲームなどが続いています。
ゲームはもっと上に来るかな、とも思っていたので少し意外な結果でしたが、前年同期比増長率ではソーシャルメディアや上位ランクを上回る217%という数値なので、今後ランキングを上げていくかもしれません。そういう意味では、まだランキング上では下の方ですが、オンライン動画(298%)、ニュース(469%)、EC(289%)なども今後が有望かもしれません。
そして次は分類ではなく各単体アプリごとのランキングです。

中国で大人気のIMツール微信(WeChat)がランキングトップで、これまた同テンセント社が提供するIMツールのQQとソーシャルメディア系が続きます。その後は百度のモバイル検索や搜狗のピンイン入力などが続きますが、QQ空間や新浪微博などその他ソーシャルメディア系アプリがランキングしています。
さて、長めになってしまいましたが、まだまだその他報告結果もありますので、ご興味ある方はぜひこちらから原文を確認してみてください。
今回はほぼAndroidユーザーに焦点を当てたレポートだったのでiPhoneやiPadユーザーも交えたレポートも今後読んでみたいですね(^^
情報元 => 百度モバイルインターネット発展状況報告

まずはAndroid端末の1日平均のアクティブユーザー数ですが、第3四半期にその数は2.7億まで増加したそうです。

前期比では13%増ですが、前年同期と比較すると1.5倍前後、2年前と比較すると6〜7倍になっているので、Androidの普及度合いはやはり高いことがわかります。
次の図はAndroidユーザーの都市別分布図です。

やはり数的には北京、上海、広東、深センといった1級都市や重慶などの2級都市など都市部のユーザーが多いのですが、3級以下の地方都市などのユーザー比率も45%と半数近くを占めるようになってきており、且つ増長率という点では3,4級都市あたりが高いとのことなので、スマートフォンも広域に渡って普及し始めている、と言えるかもしれません。
続いてはAndroid端末の販売数の推移です。

同レポートでは2013年第3四半期のAndroid端末販売数は8,600万台となっており、統計の根拠などは書かれていないのですが、工信部もスマートフォン全体で2013年通期3.6億台の出荷見通しをしているので、感覚的には妥当な数値であるように感じます。
そして同図グラフの青帯と赤帯の違いですが、青帯の方ははじめてAndroidを購入したユーザーの比率で赤帯の方は買い替えをしたユーザーの比率になっています。確実に買い替えユーザーの比率は伸びており、第3四半期にはついに過半数を超えました。
続いてはAndroidユーザーのインターネット接続手段に関するレポートです。

左側は2G、3G、WiFiそれぞれの利用時間に関する比率ですが、中国では容量制限付きの定額制しかなく、いわゆるパケ放題みたいなものがないため、やはりWiFiの利用機会、時間が最いのですが、2Gと3Gではまだ2G利用時間のほうが長いのには少し驚きました。スマートフォンユーザーとはいえ、まだまだ2G通信、というユーザーも少なくないのでしょう。
そして右側の方は2G、3G通信などと比較したWiFi通信を利用する時間の比率ですが、44%のユーザーがWiFi利用率7割超で5〜7割というユーザーが16%なので、およそ60%のユーザーがWiFi接続の方を頻繁に利用していることになります。
このWiFi利用の時間比率はオンライン動画閲覧に限ると80%にまであがるのですが、オンライン動画はデータ通信も多くなりますし、この数値は納得できますね(^^

続いてはAndroid端末自体の1日利用時間平均数の推移です。

8月の158分が最大で第3四半期としては各ユーザーあたりの1日利用平均時間は150分だそうです。
そして次はAndroidユーザーが1日のうち何回端末を見る(利用する)か、というのと同時間帯別のレポートです。

同報告によると1日平均53回何らかの形でAndroid端末を見たり、利用したりしているらしいのですが、時間帯別に午後14〜17時の時間帯と20〜23時の夜の時間帯が多いようです。
先の150分やこの53回と数値で表現されると、そんなに?という気がしないでもないですが、改めて考えてみると自分も平均くらいには達しているかも、などと思ってしまいました(^^
さて、最後はアプリに関するレポートです。

こちらまずは1日平均のアプリのアクティブユーザー総数を分類別にまとめたものなのですが、ソーシャルメディア類が群を抜いてトップに立っており、その後には生活・娯楽類のツール、検索、セキュリティツール、ゲームなどが続いています。
ゲームはもっと上に来るかな、とも思っていたので少し意外な結果でしたが、前年同期比増長率ではソーシャルメディアや上位ランクを上回る217%という数値なので、今後ランキングを上げていくかもしれません。そういう意味では、まだランキング上では下の方ですが、オンライン動画(298%)、ニュース(469%)、EC(289%)なども今後が有望かもしれません。
そして次は分類ではなく各単体アプリごとのランキングです。

中国で大人気のIMツール微信(WeChat)がランキングトップで、これまた同テンセント社が提供するIMツールのQQとソーシャルメディア系が続きます。その後は百度のモバイル検索や搜狗のピンイン入力などが続きますが、QQ空間や新浪微博などその他ソーシャルメディア系アプリがランキングしています。
さて、長めになってしまいましたが、まだまだその他報告結果もありますので、ご興味ある方はぜひこちらから原文を確認してみてください。
今回はほぼAndroidユーザーに焦点を当てたレポートだったのでiPhoneやiPadユーザーも交えたレポートも今後読んでみたいですね(^^
情報元 => 百度モバイルインターネット発展状況報告
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