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百度が『中国モバイルインターネット発展傾向レポート』を公開 ~後編~

前回に続いて百度(Baidu)が発表した『モバイルインターネット発展傾向レポート』の紹介をしたいと思います。



まずはメーカー、ブランド別のアクセス統計です。

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2011年Q4時点のシェアトップはQ1から比べると12.6%下げてはいますが、诺基亚(ノキア)で27.8%、その後はその他を挟んでこちらも緩やかながらも右肩下がりの山寨機が20.4%、そして8.7%の三星(サムスン)と続きます。



続いてはAndroid端末に絞ったメーカー別シェアです。

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サムスン(22.5%)、HTC(19.5%)、华为(Huawei,16.1%)、摩托(モトローラ,10.7%)、中兴(ZTE,7.1%)と続いています。

中国メーカーとしては魅族(Meizu)酷派(Coolpad)OPPOなどもランクインしていますが、昨年後半話題をさらった小米やアリババとの連携を深めている天语(K-Touch)なども今後はランクインしてくるのでしょうか(^^



続いては機種別のシェアです。

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機種別ではiPhoneが断トツトップの4.48%で、その後はノキアの端末とHuawei、ZTE、HTCなどのAndroid端末がランクインする形になっています。



続いては搭載モバイルOS別のシェアです。

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シェアトップはSymbianのS60が22.2%、2位はMTK 21.2%、3位はFeature Phoneで16.7%、4位はAndroidで12.2%、そして5位はSymbianのS40で5.4%と続いています。



先の図をスマートフォン端末に絞ったシェアを時系列に並べると数のようになります。

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SymbianのS60は全体でもトップなので、当然こちらでもトップですがQ1比では7.7%下げており、逆にAndroidはQ1比で10%シェアをあげ、こちらでは2位につけています。

iOSも緩やかながら上昇を続け、第4四半期時点では4.4%のシェアをとっています。



次はAndroid端末、iOS端末それぞれの搭載バージョン別シェアです。

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Androidは2.3が36.9%でトップ、2位は2.2で35.1%とこの2バージョンで72%と約4分の3のシェアを占め、その次は13.7%で2.1が続きます。

未識別というのもありますが、1.xや3.xもしくは4.0などは全て足しても5%にも足らない状況です。


そしてiOSの方はというと4.3が圧倒的に多く45.2%で、5が18.4%、4.2が15.6%、4.1が8.6%と続いています。



最後はモバイルブラウザのシェアです。

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やはりUCwebが強く33.2%で首位にたち、Webkitの16.7%、MTKデフォルトブラウザの15.4%、QQブラウザの14.8%と続いていきます。



さて、前編と後編とに分けお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?私自身は百度の検索やアプリ利用実態をもとにしているせいか、かなり実体に近いデータだったのではないかと思います。

こちらは今後も継続的にお伝えしていきます(^^




情報元 => 百度『モバイルインターネット発展傾向レポート』
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テーマ : 中国
ジャンル : 海外情報

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