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2011年1月度 中国モバイルセキュリティ報告

先日は2010年度の中国モバイルセキュリティ報告をお届けしましたが、最新の2011年1月度モバイルセキュリティ報告が网秦社から発表されましたので紹介します。




まずはモバイル端末のOS別ウィルス感染比率です。

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Symbian(61.6%)、J2ME(19.6%)が8割超と圧倒的な比率を占めているのは変わらず、といったところですが2010年通期の2.2%と比較してAndroidが16.5%とセキュリティ被害が増えているのも特徴的です。


2010年12月単体でもAndroid端末の割合は7.3%だったとのことですので、急速にウィルス被害の比率が上がってきていることが分かります。



中国市場でAndroid端末の人気があがってきていることは再三お伝えしていますが、ウィルスの多くは愉快犯などが多いので、人気が出てプラットフォームが増えれば増えるほど、格好の対象となるのは必然なのかもしれません。





最近実際に"ウィルスや悪意あるソフトウェアにご用心"と注意喚起を促す記事をよく見かけるようになりました。

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左の図が正常なアプリで右が悪意あるプログラムが埋めこまれたアプリで、手机QQなど人気の高いソフトウェアなどが狙われているようです。







次は悪意あるソフトウェアのプログラム別感染ランキングです。

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日本でもGeinimiなどがニュースで取り上げられていましたが、このランキング上位に出ている"MSO.PJApps"及びその派生もAndroid OS向けのものです。






Androidをはじめとしたモバイル端末でも、PC同様にウィルス対策ソフトウェアの導入検討や、中国は特に様々なところでアプリがダウンロードできるようになっているので、信頼できないサイトからは不用意にダウンロードしない、そして周りにも注意喚起を行うというのが必須ですね。


また、どうしてもapkなどパッケージの状態でダウンロードしてくる必要がある際は网秦社が無料提供しているオンライン診断ツールを使うのも良いかもしれません。

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転ばぬ先の杖、みなさまご注意を!(^^

















情報元 => 网秦安全播报山寨機
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テーマ : 中国
ジャンル : 海外情報

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