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Android端末が躍進 "2010年第3四半期 中国市場スマートフォン販売シェア"

市場調査機関の易観国際(Enfodesk)から2010年第3四半期の中国スマートフォン販売シェアが報告されました。


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ノキア(诺基亚)がトップなのは大方の予想通りなのですが、サムスン(三星)が肉薄しています。



調査機関も調査目的も違うので単純比較は危険かもしれませんが、以前お届けした『中国スマートフォン人気調査(2010年8月時点)』の調査結果とは大きく乖離があるのは非常に興味深いです。







今回の調査によると2010年第3四半期の中国市場スマートフォン総販売数は1774.1万台だったそうです。


これは第2四半期の1,384.1万台からは31.6%の増加で、その第2四半期も1,057.3万台だった第1四半期より27.5%の増加だったことを考えると、中国市場でスマートフォンの販売が順調に伸びていることがわかりますね(^^;





同レポートによると、第3四半期の躍進に一躍かったのはAndroidスマートフォンで、全体の1774.1万台のうち861.2万台、約48.5%を占めているとのことでした。





以前別の記事でも触れましたが、現在中国では数多くのAndroid端末が発売されていますし、華為(Huawei)中興(ZTE)なども1,000元スマートフォンを発売しだしていますし、この傾向は今後も続いていくのではないかと思います。







その他としては苹果(Apple = iPhone)は1,774.1万台のうち販売シェアは5.9%なので実売台数としては104.7万台程度と計算できます。


これはAndroidと比べかなり少ない数字ですが、今回の調査が第3四半期(= 7~9月)でiPhone 4の発売は9月末であったこと、iPhone 4は発売日に北京のアップルストアが行列を作るなど人気を集めていたようですから、第4四半期のレポートでは大きくシェアを上げてくるかもしれません。










参考までに第2四半期と第1四半期のシェアも掲載しておきます。



季節変動や新製品発売のタイミングなどもあり、多少の上下はありますが、ノキア(诺基亚)は確実にシェアを下げていってるのがわかります。


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2010年第2四半期


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2010年第1四半期







Androidが好調を維持するのか?iPhone 4でのApple躍進は?ノキアの巻き返しは?


などなど、第4四半期の結果も今から楽しみです(^^;





















情報元 => 易观智库1易观智库2易观智库3
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テーマ : 中国
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